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小田急「箱根フリーパス」完全攻略ガイド:8つの乗り物乗り放題・箱根ゴールデンコース・ロマンスカー予約と日帰り温泉割引術

JPViva 表紙: 小田急「箱根フリーパス」で巡る箱根ゴールデンコース・ロマンスカー予約・日帰り温泉割引ガイド

小田急電鉄の「箱根フリーパス」を徹底解説。新宿発6,100円で箱根ロープウェイや芦ノ湖の箱根海賊船など8つの乗り物が乗り放題になり、1日で2,000円以上お得になる箱根ゴールデンコースの回り方、ロマンスカー展望席の予約術、日帰り温泉割引をまとめました。

新宿から電車で約85分、富士山の大パノラマと大涌谷の噴煙、そして名湯が揃う「箱根(神奈川県)」は、週末の日帰り旅行や1泊2日の温泉旅として年間を通じて絶大な人気を誇ります。しかし、箱根エリア内は登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・芦ノ湖の遊覧船・路線バスと乗り継ぎが多く、Suica等で都度きっぷを買うと1人あたり8,200円〜9,500円以上の交通費がかかってしまいます。

そこで必須となるのが、小田急電鉄が発売している周遊券「箱根フリーパス」です。王道ルートを1周するだけで1日目に2,000円以上元が取れる料金体系から、特急ロマンスカーの組み合わせ方、迷わず回れる「箱根ゴールデンコース」まで実践的に解説します。

1. 「箱根フリーパス」の料金比較と3大特典(新宿発・小田原発)

箱根フリーパスには「2日間有効」と「3日間有効」の2種類があり、以下の3つの特典が1枚のパスにすべて含まれています。

  1. 小田急線(出発駅〜小田原駅)の往復乗車券 *(※JRや自家用車で小田原まで行く方向けに、小田急線往復を含まない「小田原・箱根湯本発」の安いプランもあります)*
  2. 箱根エリア内の「8つの乗り物」が期間中何度でも乗り降り自由
  3. 箱根周辺の温泉・美術館・飲食店など約70施設での優待割引(10%〜20%OFF)
箱根フリーパスの種類大人(2日間有効)大人(3日間有効)小児(小学生・2日間)おすすめの利用者
新宿駅発 *(小田急線の往復乗車券込み)*6,100円6,500円1,100円東京都内・小田急沿線から出発する方
小田原・箱根湯本発 *(小田急線往復なし)*5,000円5,400円1,000円横浜・静岡方面からJR等で小田原駅へ向かう方
特急ロマンスカー特急券 *(片道追加オプション)*+1,150円 *(チケットレス)*+1,150円 *(チケットレス)*+580円新宿〜箱根湯本を乗換なし約85分で快適に移動したい方

*(※小学生のお子様連れに嬉しいポイントとして、小児用の箱根フリーパスは新宿発2日間でもわずか1,100円でロープウェイも海賊船もすべて乗り放題になります)*

2. 乗り放題になる「8つの乗り物」と特急ロマンスカーの予約術

初めて利用する方がよく迷う点ですが、新宿発の箱根フリーパス(6,100円)には「小田急線の普通・急行電車の往復運賃」がすでに含まれています。そのため、追加料金を1円も払わずに小田急線の急行(小田原駅で乗り換え、所要約115分)で箱根湯本まで往復することも可能です。

新宿から箱根湯本を直結する小田急ロマンスカー「GSE(70000形)」
箱根フリーパスにデジタル特急券(1,150円)を追加すれば、大パノラマの展望列車ロマンスカーで新宿から約85分で箱根湯本へ到着します。

一方、全席指定の展望列車「小田急ロマンスカー(GSE 70000形など)」に乗って新宿駅から箱根湯本駅まで乗り換えなし(約85分)で直行したい場合は、フリーパスに加えて「デジタル特急券(片道1,150円)」を買い足すだけで乗車できます。大人気の先頭車両「展望席」は、乗車日の1ヶ月前の午前10時00分からWebサイト「e-Romancecar」またはアプリ「EMot」で予約が開始されます。

箱根エリアに到着後、フリーパス提示で乗り放題になる8つの交通機関は以下の通りです。

  1. 箱根登山電車(小田原〜箱根湯本〜強羅): 急勾配をスイッチバックで登る名物山岳鉄道(通常往復約1,360円)。
  2. 箱根登山ケーブルカー(強羅〜早雲山): 強羅から早雲山まで一直線に登るケーブルカー(片道430円)。
  3. 箱根ロープウェイ(早雲山〜大涌谷〜姥子〜桃源台): 大涌谷の噴煙の真上を通り、富士山を望む絶景ゴンドラ(通常片道1,500円・往復2,500円)。
  4. 箱根海賊船(桃源台港〜箱根町港〜元箱根港): 芦ノ湖を縦断する豪華な海賊船クルーズ(通常片道1,200円・往復2,220円)。
  5. 箱根登山バス(指定区間): 元箱根港・箱根神社から箱根湯本駅や小田原駅を結ぶ主要バス路線(片道約1,100円)。
  6. 観光施設めぐりバス(強羅〜湿生花園〜ガラスの森〜仙石原〜御殿場プレミアム・アウトレット方面)。
  7. 小田急ハイウェイバス(箱根指定区間〜御殿場エリア)。
  8. 東海バス(元箱根港〜三島駅方面の指定区間)。

これらを使って標準的なルートを1周するだけでも通常の合計運賃は約8,100円以上になるため、新宿発2日間パス(6,100円)なら日帰り1日だけでも約2,000円以上お得になります。

3. 迷わず1周できる王道モデルルート「箱根ゴールデンコース」

箱根の主要スポットを渋滞を避けながら時計回りに効率よく巡るなら、以下の「箱根ゴールデンコース」通りに回るのが鉄則です。

大涌谷の噴煙地帯を越えて富士山を望む「箱根ロープウェイ」の空中散歩
通常は片道1,500円以上かかる箱根ロープウェイも、箱根フリーパス提示で期間中何度でも乗り降り自由です。
  • 08:00〜09:30(新宿駅 → 箱根湯本駅): ロマンスカーまたは小田急線で箱根湯本駅へ到着。宿泊する場合はホームにある「箱根キャリーサービス(フリーパス提示で100円割引)」に荷物を預ければ、夕方には宿泊先の旅館へ届けてくれます。
  • 09:40〜10:35(箱根湯本 → 強羅 → 早雲山): 箱根登山電車で渓谷美を楽しみながら強羅駅へ登り、ケーブルカーに乗り換えて早雲山駅へ。早雲山駅の2階テラス「cu-mo箱根」には絶景を見渡せる無料の足湯があります。
  • 11:00〜12:30(早雲山 → 大涌谷): 箱根ロープウェイに乗り込み、白煙が立ち上る「大涌谷」へ。名物の温泉池で茹で上げた「黒たまご(4個入り500円)」は、1個食べると寿命が7年延びると言われる必食グルメです。
  • 12:45〜13:30(大涌谷 → 桃源台港): 再びロープウェイに乗車し、右手に雄大な富士山と眼下の芦ノ湖を眺めながら湖畔の桃源台港へ下ります。
芦ノ湖の桃源台港と箱根町港・元箱根港を結ぶ名物「箱根海賊船」
湖上から箱根神社の平和の鳥居や富士山を一望できる箱根海賊船も、箱根フリーパスなら追加料金なしで乗船できます。
  • 13:45〜14:20(桃源台港 → 元箱根港): 桃源台駅からそのまま「箱根海賊船」に乗船し、約30分の芦ノ湖クルーズで元箱根港へ渡ります。
  • 14:30〜16:00(箱根神社 → 箱根湯本駅): 杉並木を歩いて関東屈指のパワースポット「箱根神社」と湖上に浮かぶ赤い「平和の鳥居」を参拝した後、元箱根港バス停から箱根登山バス(H路線またはK路線)で箱根湯本駅へ戻ります。

4. 日帰り温泉・美術館の優待割引とスマホで買える「デジタル箱根フリーパス」

箱根フリーパスは乗り物だけでなく、人気の日帰り温泉や美術館の窓口で提示するだけで割引が受けられます。

  • 箱根湯寮(箱根湯本駅から無料送迎バス3分): 里山の風情あふれる大露天風呂。平日入浴料が1,700円→1,500円(200円引き)になります。
  • 箱根小涌園ユネッサン: 水着で遊べる温泉アミューズメント&本格露天風呂「森の湯」の入場料が最大20%OFF。
  • 彫刻の森美術館・箱根ガラスの森美術館・ポーラ美術館: 入館料がそれぞれ100円〜200円割引。

発券窓口に並ばずにすぐ使いたい方は、スマホアプリ「EMot」または「箱根ナビ」公式サイトからクレジットカードやPayPay決済で買える「デジタル箱根フリーパス」が便利です。駅の改札はスマホ画面のQRコードをかざすだけで通過でき、バスや海賊船もアニメーション画面を乗務員に見せるだけでスムーズに乗車できます。

参考資料・公式情報源

内容は個人の経験を共有するものであり、財務的または法的なアドバイスではありません。決定を下す前に現行の規則をご確認ください。

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